■ 総評
半年ぶりくらいにこちらへ。
平尾にあるフレンチの名店ですね。
他のフレンチを沢山食べた訳ではないですが
星取ってるゴリゴリのフレンチの金額ってそれなにりする中
一万円以下であるにも関わらず
東京の星付きフレンチより(5軒ほど行ってます)
美味しい為、総合的なバランスがめっちゃ優れているお店だと思います。
で、シェフって見た目ちょっと厳しそうなのですが
本日誕生日のお客さんが多く
仲の良いお客さんのお子さんを連れて
そのテーブルを回ってる感じを見ると
めっちゃほっこりしました。
こういう誕生日イベントってあまり好きじゃなかったですが
初めていいなぁって思ったもんです。
それ以上にこのお店がいい店だという事を実感した感じです。
今回は序盤のメニューがすさまじかったです
■ フォンダン パルミジャーノチーズ
シューの中にパルミジャーノチーズが入ったものです。
手でいく感じですが
いきなりくっそうめぇええええ
ただのチーズじゃないのはもちろんですが
調理方法全く想像できないw
天才が作る料理はだいたいこの現象になります
ちなみに今回も日本酒が含まれるペアリングにしており
初めて赤ワインをいれてもらいました。
■ 新玉ねぎのクリーム
新玉ねぎから想像できる味とは全く事なります
表現が全然できないですが、
強いて言えばもうめっちゃ滑らかな味。
意味不明にうめぇ
序盤衝撃度の高かった料理の一つでした
■ 五島のクエのタルタル
この日一番好きだったのがこちら。
序盤にいきなりピークが来る感じでしたが
後半もしっかり美味しいので満足度は結果的に高い訳ですが
これ凄かったなぁ。めっちゃ味が複雑。
とはいえしっかり余計な味の角が取れていて
引き算されて足し算されているような
科学のような料理でした。
さらに食感も加算されてる
昔居酒屋の厨房でバイトしていて
飲食業界も考えなくはなかったですが
こういう料理を作れる気がしないので
結果的に食べる側で良かったかなぁって思ったりします。
ちなみに日本酒は「ゆうま」という最近発売になった商品らしいのですが
これが非常に美味かった。
住吉酒販にあるそうなので今度購入しようかと
■ 地鶏コンソメ
相方さん一番がこちら。
自分も衝撃を受けたメニューですが。
見た目がめっちゃ試飲するようなスープw
でも、匂いからもうめっちゃ美味そう。
匂いでご飯まじでいける
香水は付けないですが、この匂いなら付けたいw
匂いだけで3行コメントするレベル
で中身なんですが、超絶濃厚鶏だしですよ
これで食べるラーメンは多分4.5とか人類史上最高のラーメンになります。
イベントとかで2000円払うのでこれでラーメン作って欲しいなぁ
■ あおさのパン
パン一発目。
バターを付けて食べると美味しいのですが
バターをバクバク食うちびっこw
■ 呼子 甲イカ タラの芽ベーニャ
ベーニャとは
気持ち辛味がある感じですがこれはアクセントで
その分イカが超絶甘くなってます
元々呼子でフレンチを営業されていたので
どのイカの業者が美味しいのかを完全に把握されているんだと思います
その証拠に実際に呼子で入ったお店で食べたイカは
こんなに美味しくなかったw
■ 豆乳パン
■ ブーダンノワール
ブーダンノワール自体はソーセージ的な意味みたいですね。
それをサツマイモクッキーでサンドした感じでした。
単純な構成に見えて味は複雑
ただただうめぇ
■ 唐津産海老
めっちゃ海老がぷりっぷりw
甘みも凄い
メニューには蕪がありましたが
なくてもうめぇ
■ 対馬産筍と真蛸
筍といえばまだ育てきってない小さい筍の
先端がくっそ美味い訳ですが
こちらはそうじゃなかったですが
それでも超絶うめぇ
火の入り方が絶妙
■ 対馬産穴子とクスクス
めっちゃ緑で隠れてますがw
中にはほっくほくの穴子が入ってます。
穴子は色んなところでちょいちょい食べてますが
やっぱりここが一番美味しかったですねぇ
ここから終盤味的に盛り上がっていきます。
■ 金目鯛
金目鯛に揚げたものが乗っています。
金目鯛も美味しいですが
組み合わせると美味しさが増す計算力がやっぱりすごい
ここに至るまでの料理への取り込む時間の量を感じます。
素材の選択もそうですが
調理方法の組み合わせとか
物理の公式とか数学の公式とは桁が違うなぁって
つくづく思いますねぇ
そういえばここから赤ワインでした。
飲みづらいイメージでしたけど
こちらは飲みやすかった
■ 口直し
お肉料理に向けてのシャーベット的な感じです。
甘すぎずリセットできますねぇ
■ 熊本産和牛
終盤一番美味しかったのがこちら
最後きっちり締めるのが流石
シンプルだけど超美味い
素材の良さを感じます
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